カフェなのに、手作りパンだけでなく、蕎麦や鉄火丼などの和食も美味しい、お洒落なお店をご紹介します。
お店の母体は、「社会福祉法人いずみ」です。
インタビューにお答えくださったのは、くろがねもーちの施設長 石垣 毅さん。(左)
輝いた瞳からは、優しさと強さを感じました。

インタビュー風景
「ここの料理は、障害がある人達と地域の支援者が共に作る野菜や米や味噌を使って作っています。」
そう、このお料理が本当に美味しい!それもそのはず、会石料理で腕を磨いた料理長が造っているのだそうです。入り口横には障がい者就労支援事業所で作られたパンも美味しそうに並んでいましたが、すぐに売り切れてしまいました。

本格的な和食
建物の反対側にも駐車場や入り口が有り、どちらからでも車いすの方が入りやすくなっています。店内にはこの規模のお店には珍しくエレベーターがあるため、眺めの良いデッキ席に出る事も可能です。もちろん多機能トイレ完備!

エレベーター

男性トイレ

多機能トイレ
ここは、社会福祉法人の理念である、地域で障害のある方たちが、親亡き後も、当り前の人格を持ち、地域住民として共存、共生できる居場所を、まさに実現させている場所でした。
さてここで、いつもの質問
御社の取り組みの中で、高齢者や障がい者に優しい一押しの取り組みはなんですか?
どのような障害がある方にでも、木のぬくもりのあるこの雰囲気の中で、美味しいお料理を楽しんで頂くことです。
地域への貢献活動があれば、教えてください。
地域に公開した福祉フェスタなどを開催し、積極的に施設の利用者と地域の方々との交流の場を作っています。
顧客に向けたサービスの中で、今後一番力を入れていきたい事は何ですか?
視覚に障害があるお客様や、聴覚に障害があるお客様へのさり気ないサポートができるように力を入れていきます。
取材の感想

坂本久美子
インタビューアー:坂本久美子
車椅子どうしでもすれ違えるほどの余裕が店内には随所にあり、孫に障害がある私にとってはとてもありがたいですね。テーブルの数も少なく、周りに気を遣わずにゆったりした気持ちになれるし、緑に囲まれた素晴らしい景色も見所だと思います。