理事長の伊藤まさしさんに、お話をお聞きしました。
(いとうまさしさん)
●印象
お会いするまでは、体育会系で押しの強そうな方かと思っていたのですが、とても物腰の柔らかな方でした。
●活動内容の紹介
明日の日本を担う総合型地域スポーツ・エデュケーションクラブです。少子高齢化の現代日本において、子どもにより良い教育と様々なスポーツを、そして一人でも多くの方に予防医療活動を行っていただけるようにと活動している非営利活動法人さんです。
具体的には
「大人向け、健康講座」と「子どもたちのスポーツ」をメインにされています。
全52 クラス。
大人向けの内容:
ヨガ、エアロビクス、ストッレッチ、フラダンス、バランスボール、バレトン、太極拳など
(お気軽ビクスの様子)
子供向けの内容:
スポーツ塾、陸上競技、親子サッカー、親子体操、キッズダンスなど
(スポーツ塾のようす)
教室は、四日市~川越とあちこちに12会場あり、とても便利。
※会場:中央緑地、ユーユーカイカン、あさけプラザ、川越町総合体育館、文化会館、NASPA(or富双緑地)、三重団地メインセンター、羽津北小学校、笹川中学校、浜田小学校など
開催日:
月~土。時間は各施設毎に異なりますので、HPで必ずご確認ください。
他のスポーツクラブでは、障害があると断られたり、高齢で腰が曲がっていたら「この講座はやめておきましょう」となる場合があるそうですが、ここでは個々の能力に応じた対応をしてくれます。また、自閉症、精神障害の方なども受け入れているそうで、ここまで「誰でも」を実践するUD(ユニバーサルデザイン)魂に、感動しました。
営利目的のスポーツクラブも多い中、田舎でリニアモーターカーが走っている姿を「目の当たりにした!」みたいな新鮮な驚きを受けました。
◆ 御社の取り組みの中で、高齢者や障害者に優しい一押しの取り組みはなんですか?
すべての講座が、高齢者の方も障がい者の方にも対応できるような講座になっています。 特に 高齢者の方の場合、ヨガが一番ムリなくできて、おすすめです。 陸上は、障がいのあるお子さん達も来られていますので、気軽にお問合せください。
◆ 地域への貢献活動は行っていますか?
・東日本大震災3・11への募金活動を2011年から続けています。
・災害ボランティアとしての活動(最近では熊本地震、茨木・鬼怒川決壊の時にも出向いています)
・非営利団体(自治会、老人会など)から要請があれば、健康講座の開催も行っています。
◆ 顧客に向けたサービスの中で、今後一番力を入れていきたいことは何ですか?
今、現在も取り組んでいる「心と身体のバリアフリー」です。
<取材の感想>インタビューアー:大平ふとし
私には「障害があると、ついていけないから、ミスしちゃうよね。試合で困るよね・・・」という見方があったのですが、伊藤理事長の「みんなについていけないことはあり得るので、それを認めてあげないと何もはじまりませんね。そして能力が高ければ学校でもやれますし、プロチームにも入れます。そこに障害の有無は関係ありません」の言葉を聞いて、無自覚のうちに障がい者差別をしていた自分が恥ずかしくなりました。
障害があっても「できることは必ずあり」、どんな方が来られても「運動やスポーツを楽しんでほしい!」という伊藤理事長の熱い情熱を強く感じました。